移住は衝動的に決断せず十分なリサーチを

特に都会で暮らしている介護職は、地方での暮らしに憧れるときもあるかもしれません。
しかし、介護職の人に限った話ではありませんが、衝動的に地方への移住を決めてしまうのは危険です。
地方への移住を成功させるためには、お金と仕事についてしっかり見通しを立てなければいけません。
生活費を抑えるため、家賃が安い地方に移住する人も珍しくはないですが、家賃が安いからといって金銭的な余裕が生まれやすいとは限らないので注意が必要です。

地方では自動車での移動が基本なので、ガソリン代は都会で暮らす時よりも増えるのが普通です。
また、頻繁に雪が降るような寒い地方に移住する場合は、灯油代、電気代など暖房のための費用も膨らみます。
このように、地方に移住することで地方ならではの費用が発生するケースがあるので、地方に移住すれば生活費が抑えられると思い込んではいけません。

移住先で理想的な仕事が見つかるとは限らないので、仕事を決めないまま移住するのも危険です。
基本的に、地方は都会よりも業種や職種の選択肢が少ないため、希望している仕事に就けず、未経験の仕事への転職を余儀なくされるなんてことも起こり得るのが実情です。
移住後に仕事を見つければ良いと安易な見通しを立てると、後々にとんでもない苦労を背負い込むことになりかねません。
ただ、介護職であれば地域に関係なく需要が多いので、仕事が見つからないという事態に陥ることはまずないでしょう。
もっとも、それでもお金の問題は残るので、事前にしっかり計画を立てることは欠かせません。
地方への移住を検討している介護職は、こちらの情報も要チェック⇒(需要増加?!介護職で地方都市からリスタート